カヌーの構造と各部の名称

カヌーの素材

カヌーの構造と各部所の名称を、オープンデッキ・タイプのカヌーとして代表的な、カナディアン・カヌーを例にあげて説明します。まず素材ですが、船体にはロイヤレックス、FRP(グラスファイバー)、フッドストリップ、ウッドなどが使用されています。

カヌーの構造と各部の名称

ロイヤレックスは、カナディアン・カヌーの素材として最もポピュラーなものです。発砲樹脂をABS樹脂や、PVC樹脂でコーティングしているので、浮力や強度、耐久性などに優れています。

FRP(グラスファイバー)は軽くて強度があります。 ウッドは、木材をFRPでコーティングした、弾力性と強度を兼ね備えた素材です。

カヌーの各部分の名称と構造

先端方向から、甲板部分のデッキ、舟のへりの部分をガンネルと呼び、舟体をハルと言います。

ハルのねじれや、横方向へのつぶれを防ぐため、舟体の左右に渡らせてある補強材を、ヨークと呼びます。

ヨークは、カヌーを担ぐときのかつぎ棒の役割も果たしています。

また、ヨークと同じようにハルのねじれを防ぐ目的で設置された補強材で、ヨークの前後に取り付けてあるものをスウォートと言います。

そして、パドラーが腰掛ける座席、シートがあります。

カヌーの底面はボトムと呼ばれ、それぞれ用途に応じて、フラット・タイプ、ナックル・タイプ、ラウンド・タイプ、シャローブイ・タイプなどの形状があります。

フラット・ボトムは回転性を重視したタイプで、ナックル・タイプは直進性に優れています。

ラウンド・ボトムは回転性、直進性の両方を備えているボトム形状です。

また、ボトムの中央に設けられた、キールラインの作りにより、舟の回転性や直進性が決まります。

最後に、カヌーには様々なサイズがあります。全長の長いカヌーは直進性に優れ、幅が広いカヌーは安定感があります。


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